定番 歌カラ ベスト3 北帰行/惜別の唄/さすらい

小林旭 定番 歌カラ ベスト3 北帰行/惜別の唄/さすらい歌詞
1.さすらい

作詞:西沢爽
作曲:狛林正一

夜がまた来る 思い出つれて
おれを泣かせに 足音もなく
なにをいまさら つらくはないが
旅の灯りが 遠く遠く うるむよ

知らぬ他国を 流れ ながれて
過ぎてゆくのさ 夜風のように
恋に 生きたら 楽しかろうが
どうせ死ぬまで ひとり ひとりぼっちさ

あとをふりむきゃ こころ細いよ
それでなくとも 遙かな旅路
いつになったら この淋しさが
消える日があろ 今日も 今日も旅ゆく


2.北帰行

作詞:宇田博
作曲:宇田博

窓は 夜露に濡れて
都 すでに遠のく
北へ帰る 旅人ひとり
涙 流れてやまず

夢は むなしく消えて
今日も 闇をさすろう
遠き想い はかなき希望
恩愛 我を去りぬ

今は 黙して行かん
なにを 又語るべき
さらば祖国 愛しき人よ
明日は いずこの町か
明日は いずこの町か


3.惜別の唄

作詞:島崎藤村
作曲:藤江英輔

遠き別れに たえかねて
この高殿に 登るかな
悲しむなかれ 我が友よ
旅の衣を ととのえよ

別れといえば 昔より
この人の世の 常なるを
流るる水を 眺むれば
夢恥かしき 涙かな

君がさやけき 瞳のいろも
君紅の 唇も
君が緑の 黒髪も
まだいつか見ん この別れ